時間帯別ルート取りの考え方 昼夜編

ピンずれイメージスキルアップ
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昼以降は時間指定のとらえ方が大事です

前回はルート取りの考え方午前の部を書いたんですが、まだご覧になられてない方はこちらからどうぞ。

ルートの取り方は、主に時間指定をどう回るか、ということになります。
午前の部では、4時間も時間があるので時間指定に遅れることはあまりないんですが、昼以降の時間指定を回るときは注意が必要です。
そこで今回は、昼以降のルートの取り方を解説していきたいと思います。

昼の便(MX)のルート取り

昼の便一発目はMXで走るルートですね。
主に12:00以降に荷物を積み込んで走るルートになります。
ステーションによっては10:30~サイクル2として走っているステーションもあります。

この時間帯で主に気を付けないといけないのは14-16時の時間指定16-18時の時間指定になります。
まず荷物を読み込んだ後、リストで時間指定の個数を確認します。
そのあと、地図で大体の位置を把握します。
ここまでは、朝の走る前と一緒です。
違いは、時間指定が2時間単位になってるということですね。
数字だけ見ると、2時間の違いなんですが、実際に走ってみると、2時間ってだいぶ短いんですね。

例えば、こんな感じで14-16時の時間指定があったとします。
青のピンが14-16時の時間指定とします。(実際は色は黒のままですのでお間違いなく)

14-16時の時間指定イメージ

飛んでピンが刺さってるのが分かると思うのですが、CX(朝の便)で慣れてしまってると、流れで回ってしまうこともあるんです。
で、時間を見るのを忘れてて時間指定に遅れそうになることもしばしば見受けられます。

MXの便の14-16時の時間指定はなるべく早く回ることをわたしはおススメします。
気持ちとしては、流れで回りたい気持ちがあると思うんです。
いちいち飛んで回ってると、同じところを2,3回、回ることになるので距離の無駄が出てくると思います。
しかし、MXの便に関しては、時間指定の位置がルートエリアの端から端まである場合が多いですので、早めに配達に行かないと焦ってしまうケースも多々出てきます。
一度焦ってしまうと、その日一日ずっと焦って配達することになります。
ペースが乱れてしまうからですね。
そういう時に限って、荷物が見つからない、信号によく引っかかる、交差点で事故を起こしそうになる、などの危険がいっぱい出てくるんです。
焦って配達に行かないように、時間に余裕をもって回れる算段を、頭の中で作るようにしていかないといけません。

そこで重要なのが、14-16時の時間指定は先に回ってしまう、ということなんですね。
14-16時を先に全部周り、最後に回った14-16時の近くから次の配達を始めて行く。
16時になれば、16-18時の時間指定を全部回る。
そうすることで、時間に追われて配達することがなくなるんです。
そうすれば、次の配達も落ち着いて行けるようになりますので、まずは時間指定をできるだけ早く落とすように心がけてください。

18-20時、19-21時の時間指定に関しては、最後の方の配達になりますので早めに配らないようにだけ気を付けて配達すれば大丈夫だと思います。
MXに関しては、14-16時の時間指定、16-18時の時間指定、を早めに終わらせるルートを考えて配達に行ってみてくださいね。

昼過ぎの便(SX)のルート取り

SXのルートは大体が15:00以降に組み込まれていると思います。
15:00以降の配達で、気を付けないといけないのは、16-18時の時間指定と、会社や店舗名義の荷物です。
この時間帯の配達でも、16-18時の時間指定は全部早目に配達した方がいいのですが、それよりも優先度の高い荷物があります。
それが、会社や店舗名義の荷物です。
なぜ?と思われると思うのですが、会社によって営業時間が違いますので、17時に終わるところもあれば、18時に終わるところもあります。
その時間を過ぎてから配達に行っても、お客様にお渡しできないんです。
営業時間が終わってますからね。

会社や店舗に関しては玄関指定になってても、全て手渡しで対応します。
(お客様の指示がある場合は別です。)
全て手渡しにしないと、クレームにつながることが多々あるからです。
会社の場合、毎日そこに帰ってくるということはないので、もし玄関に置いたまま次の日が休みの場合だと、盗まれる可能性もありますし、雨などに濡れて商品がダメになるケースも有りうるからです。
ですので、会社や店舗の場合は全部手渡し対応で行います。

これが先に会社や店舗を優先する理由ですね。
荷物をスキャンし、積み込んでまずは会社店舗名義の荷物を探し先に配達します。
その後で16-18時の時間指定の荷物を優先して配達します。

地図で確認するとこんな感じになってるかと思います。

間が空いた配送地のイメージ
会社名義などを先に配達すると、間が空いたりします。

その後の配達に関しては、行きやすいところから回り、残りの時間指定を気を付けながら回れば、この時間帯は配達しやすいと思います。
最初に優先させる荷物がどれだけあるかで、回り方も変わってきますので、柔軟に対応していきましょう。

夕方の便(RX)のルート取り

RXのルートは、18:00以降のルートになります。
その日の朝の便(CX)で配れなかった荷物(不在など)を再度夕方に配るようになっています。
RXは4~3時間の短い時間帯ですので、持ち出し個数はそこまで多くないのですが、エリアが広い場合がほとんどです。
CXのエリアのざっと2~3エリアの範囲ぐらいあります。
ですので、この時間帯に気を付けないといけないのは、時間指定の場所と距離になります。
個数自体は少なめですので、スキャンした後でマップを見ても大丈夫と思うかもしれないのですが、実際のピンからピンの距離が大体4,5分あるところが大半です。
車で4,5分の位置ですので、結構離れてるんですね。
ここに時間指定も入ってきますので、大体の距離を把握しておかないといつの間にか20時を回ってしまいます。
なので、先に全ての時間指定の把握はしておく方がいいです。
ルートに関しては、どこから回っても大丈夫なんですが、夜のルートはピンの番号通りに回るのもアリだと思います。

ステーションでのAIが1年以上経過している場合によると思います。
累積データが少なければ、ルート通りにいかない方が賢明です。

夕方以降の場合は、19時を過ぎればすべてのピンを回っていけますので、19時までにどれだけ他(19-21以外)の荷物を落としていけるかです。


と、各時間帯のルートに関してはこんなところでしょうか。
時間帯によって、何を優先しないといけないかが変わってきますので、一度すべての時間帯の配達に行ってみるべきだと思います。
まだ、Amazonflexで始めたばかりという方は、まずは夕方の短い時間で慣れていってもらって、それから徐々に6時間などを取って経験していくのが上達する早道だと思います。
いきなり8時間のオファーを取って、あたふたしながら配達するよりは、短い時間から余裕をもって配達できるようになってくださいね。

なにか参考、学びになればうれしいです。

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