正しい知識を身につけて誤配しないようにしよう
毎日配達に行ってると、たまに表札なし、住所表記もなしといったこともありますね。
そういったときに無理に置き配して誤配してしまうことも、ままあります。
Proドライバーをやっていた時は毎週、誤配報告を受けていましたので、どういったことで誤配が起こっているのかがよくわかりました。
今も毎週ステーションで誤配のデータ管理はしているので、いつ呼び出しが来るか、、、
と戦々恐々としながら受付に来る方も多いことかと思います。
今回はそんな誤配事例の紹介をしたいと思いますが、先に配達に関しての基本となることを書いていきたいと思います。
配達の基本は知ってますか?
Amazonflexで初めて配達されている方は、よく配達の基本事項を誤解されている方が多いです。
なんせ、Amazonflexの配達ではアプリが全て教えてくれますから、ピンのとこ行って配ったらいいんやろ、と勘違いする方がほとんどです。
ある意味あっているのですが、ピンで配達することは配達の基本ではないんです。
配達の基本は、
記載されている住所にお届けすること
です。
上記のことを踏まえて、ピンで配達するのと何が違うの?と思った方もいることでしょう。
ピンは、記載されてる住所付近に立っている、といったらわかるでしょうか?
正確な場所に立ってるピンはいいのですが、よく見るとズレてることが多いです。
なので、ピンのところに配達する、というのは正確ではないんですね。
Amazonflexの配達では、実際にピンの場所に行って、住所を確認して記載されてる住所と合ってたら配達する、ということになります。
配送の基本は、記載されてる住所にお届けする、ということをしっかりと頭に入れといてください。
よくある誤配事例
では、上記で書いたことを踏まえて、よくある誤配事例を紹介していきます。
ピンずれの場合
まずは、ピンずれによっておこる誤配ですが、そもそもが住所の確認を怠っている状態です。
配達に行くときにピンを目指していき、ピンの前まで来て住所確認もせずに、置き配、宅配ボックスに預ける、ポストインする、などの配達をしていると誤配する確率が跳ね上がります。
まずは、ピンのそばまで行き、住所の確認、お名前の確認、全て合ってたら配達する、というサイクルを自分で作らないといつまでもピンを頼りに配達することになります。
ピンしか見てないドライバーさんは、まずは住所、氏名の確認を徹底してください。
それだけでも誤配の確立が下がりますので、ぜひ実施してください。
ポストインの場合
ポストインの場合は、ピンずれでの住所、氏名の確認は行ってもらうのはもちろんなんですが、ポストに入れる前にもう一度確認してください。
ポストでの投函でよくあるのが、部屋番号の上下左右の入れ間違いです。
各ポストによって、右に入れるのか左に入れるのか、はたまた上に入れるか下に入れるか、それぞれのポストで投函する場所が違います。
住所、氏名の確認がしっかりとできていたら、次はポストの入れる個所の確認も同時に行ってください。
マンションの場合は、集合ポストで上下左右どこに入れるかを先に確認して、間違いがなかったらポストインするようにしてください。
ポストインでの間違いが多く発生しています。
ポスト入れるだけやから簡単!、と思って確認もそこそこに入れてしまったときによく誤配が起こります。
なんの配達でもそうですが、毎回住所、氏名の確認、マンションならマンションの確認、ポストの確認をしっかりとって配達するように実施しましょう。
宅配ボックスの場合
宅配ボックスの場合も同様、住所、氏名の確認、マンションの確認、は同じくしっかりと実施して下さい。
実際の宅配ボックスでの誤配が多いのは、暗証番号が分からないため、ボックスが開けれなくて荷物が取り出せない状態、になっています。
誤配(間違って配達)もあるのですが、宅配ボックスが開かなくてお客様に荷物が届いてない状態がほとんどです。
原因としては、
- 暗証番号の記入間違い(記載漏れ)
- 部屋番号間違い
- 不在表を投函していない
- 最後の確認ボタンを押してない
といったことが挙げられています。
暗証番号に関してはこちらの記事に書いてますので一度読んでみてください。
部屋番号の場合も一緒ですね。
不在表は必ずポストに投函するようにしてください。
なぜか、不在表は入れなくていい、といったことがネット上に流れていますが、もし自分が同じことをされたらどう思うのでしょうか?
宅配ボックスから荷物が取り出せないばかりか、業者に頼んで開けてもらわないといけなくなります。
ものすごく時間の無駄をお客様に強いることになるので、宅配ボックス番号と暗証番号を記載した不在表は必ず入れるようにしてください。
不在表入れてるけど誤配で呼び出される方は、おそらく正確に記載できていないと思います。
字が汚くて読めない、何が書いてるか分からない、などお客様が読めない字を書いてはいけません。
正確にきれいにとまでは言いませんが、読めて文字の判別ができるように書きましょう。
あとは、宅配ボックスの操作手順で、最後に確認ボタンが出るものがあります。
最後の確認ボタンを押さなかったために、入力したデータがすべて消えて、ボックスも開かなくなる、という宅配ボックスもあります。
この場合、誰も開けることができません。
宅配ボックスを使用するときは、最後まで確認することを強くおすすめします。
誤配の原因は大体が3種類ほどです。
ピンずれでの住所間違い、ポストインのミス、宅配ボックスの不在表の不正確な情報、などが原因のことが多いです。
今まで誤配で注意された方は、同じような注意を受けたと思いますので、これから一つずつ確認を怠らないように気を付けましょう。
まだこれからドライバーをする方も、上記のことを覚えて気を付けるようにしていきましょう。
そうしたら、誤配の確率もぐんと減っていきます。
誤配してしまうと、いろんな方にご迷惑をかけてしまいますから、なるべくならしない方がいいです。
しかし、人間ですのでミスをすることもあります。
考え方としては、確認を怠らない、分からないときはお客様に聞く、不明な時はステーションに持って帰る、と考えてください。
なにか参考になればうれしいです。
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