規約が変わりドライバー責任が増えました。
皆様、毎日の配達お疲れ様です。
先日Amazonからメールにて規約変更の通知が来たのをご存じですか?
メールでは確認したけど、内容までは読んでない、という方のために規約変更の一部を解説していこうかと思います。
規約変更の内容
変更点に関してはメールを参照させてもらいます。
「AMAZON FLEX独立請負業務委託規約」の主な変更点は以下のとおりです。
メールにて「Amazon Flex 独立請負業務委託規約」および「Amazon Flex プライバシー規約」の一部改定についてのご案内
・指定された配達場所の近くでスキャンを行う必要があることを追記しました。
・「デリバリーブロックの種類」を追記しました。
・デリバリーブロック想定開始時刻から一定時間経過後にサービスの指定がされる可能性があることを追記しました。
・一部の配達サービスにおいて、配達完了後の直帰を原則とし、ステーションへの帰着時間が含まれないデリバリーブロックがあることを追記しました。
・サービスの提供に要する費用は、デリバリーパートナーである皆様が負担するのが原則ですが、例外として一部費用をAmazonが負担する場合があることを追記しました。
・サービス基準未達や規約違反(またはそれらの可能性)が生じた場合、直ちにAmazonへ通知する必要があることを追記しました。
・アカウント停止に繋がる可能性のある事項を追記しました。
・デリバリーブロック数やデリバリーステーション数は、変動する場合があることを追記しました。
・サービス遂行に関連した損害に関して、Amazonが求償権を行使する場合があることを追記しました。
・故意、過失または義務違反によって荷物の滅失または毀損が生じた場合、損害額をAmazonへ支払う必要があることを追記しました。
・「Amazonからの電子通信の使用用途」を明記しました。
・「付帯配送条件」に関する事項を追記しました。
・届出に記載された自己名義の車両を運転する必要があることを追記しました。
・Amazonが指定する書類を提出する必要があることを追記しました。
・「荷物の取り扱い」に関する事項を追記しました。
・「ハラスメント・ポリシー」を追記しました。
ここで注目していただきたいのが、損害に関して求損権を行使する場合があること、付帯配送条件に関することですね。
まずは損害に関して解説といいますか、私なりの意見を書いていきたいと思います。
損害に関して
以前の規約では、損害が出た場合ドライバーに対しては何も書かれてなかったのですが、今回の規約改定により配達業務においてアマゾンに損害が出たと判断された場合、ドライバーに損害額を請求できるようになったんですね。
簡単に言うと、誤配、窃盗、などでお客様に荷物が届かなかった場合、ドライバーの責任になりうるかもしれない、ということです。
こちらに関しては、誤配が多すぎる、ということが原因だと思います。
真面目に配達行ってる方でも、人ですから間違ってしまう場合があります。
しかし、誤配する方っていうのは毎週のように誤配する方もいるんです。
アマゾンからすると誤配されてしまうと、かなりの損害になります。
お客様に荷物が届かないので、同じものをもう一度送るか、返金するか。
誤配されたものを回収する人件費も掛かります。
出品側に対しては、誤配された商品の補填などもしなければなりません。
ですので、今回の規約改定でドライバー責任の文言を増やしたのだと思います。
考えてみると、私たちドライバーは委託契約であり、荷物を受け取りお客様のもとに運ぶのが仕事です。
その配達中のことに関しては、委託ですからアマゾン側から命令ができない状態です。
本来、ドライバーは個人事業主であり、委託契約ですから誤配などをした時は全てドライバーの責任の上で回収もしくは弁償が当たり前のことだと私は考えます。
今までの規約だと、荷物の誤配などに関しては全てアマゾン側が補填をしていたので、今回の規約改定は当然だと私は認識しました。
中には今回の規約改定は厳しい、とおっしゃる方もいますが、もしご自分の会社で委託してる方に同じことをされたらどう思うでしょうか?
それと同じ考えになるのですが、会社に雇われてた経験が長い人ほど反発も大きいですね。
ドライバーはあくまで個人事業主であり、ご自分の仕事は全てにおいてご自分で責任を取る覚悟がないとやっていけません。
この規約改定を受けて、真面目に取り組む方が増えることを願ってます。
付帯配送について
付帯配送というのは、お客様情報の下の欄に書かれている配達メモのことですね。
赤丸で囲んだ部分に書かれていること。

こちらに宅配ボックス禁止とか、ポスト投函禁止などが書かれています。
その内容を読んで、その通りに配送してください、ということになります。
配達メモの場所は、ドライバーがサポートに連絡して記入してるものもありますが、お客様が記入してることもあります。
特に多いのが、
- タクボ禁止
- ポスト禁止
- 不在表は入れてください
などですね。
配達メモの欄の指示はお客様の指示になりますので、忠実に守って配達するようにしてください。
これを守らなかったら、おそらく即クレームで挙げられます。
で、その後アカウント停止になります。
お客様のクレームは一発アウトになりやすいですので、皆さんも十分に気を付けてください。
アマゾンは「世界で一番お客様を大事にする会社」ですので、皆さんの配達でもお客様に対する態度や言動、行動が問われます。
当たり前のことですが、真面目に配達するようにしましょう。
他にも、規約改定で変わったところはあるのですが、私が読んでてここは重要だな、と思ったことは上記2点でした。
損害に関しては、個人事業主で働いていると当たり前のことだと私は思うのですが、バイト感覚や雇われ感覚で働いている方が多いと感じました。
自分のことは自分で守っていかないと、後々取り返しのつかないことにもなりますので、規約改定などがあった場合はよく読んで理解してくださいね。
それと、お客様に対しての態度が悪いという話も以前プロをしているときにちらほら聞いたことがあります。
それと、車中での喫煙で荷物に匂いがついてる、などのクレームもありました。
仕事を受けて配達業は成り立ちますからお客様への態度、言動、行動は真面目に接するようにしていきましょう。
そうでないと自分にその行いが返ってきますからね。
今後は皆さんが超がつくほど真面目に仕事に取り組むことを願っています。
なにか参考になればうれしいです。
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